こんにちは!編集長の於あさです。
私はお米が大好きで、お茶碗1杯のご飯を味わっていたら30分経っていたことがあったり…
噛んでいるとフワッと甘さの向こう側を感じることが出来るのが好きです!
しかし最近はそんな時間はなく、手っ取り早く美味しいお米を食べるために高い炊飯器を買いました!笑
そんなお米好きな私ですが、今まで鹿児島のお米を食べることはあまりなく、東京のスーパーで見かけても買う機会がなかったです。
ここ数年はふるさと納税で鹿児島県のお米を注文して食べていたため触れる機会が多くなった気がします。
鹿児島県の中でも有名な地域やお米はたくさんありますが、その中で今回紹介するのが「あきほなみ」です。
「あきほなみ」は、鹿児島県農業開発総合センターが10年もの歳月をかけて独自に開発した、鹿児島県を代表するブランド米です。2010年に品種登録され、その名前は「秋にたわわに実った稲穂が波打つ様子」をイメージして付けられました。
◇開発経緯
あきほなみは、「99S123」(南梅107号と商海201号のF6を掛け合わせたもの)と「越南179号」を交配して誕生しました。鹿児島県の温暖な気候に適した、多収で外観品質に優れた良食味品種を目指して開発されました。
◇特徴
栽培:高温に強く、夏の酷暑でも品質が落ちにくい特性を持っています。これは、従来の鹿児島県で多く栽培されていた「ヒノヒカリ」が台風の被害や高温による品質低下の問題を抱えていたため、その課題を解決するために開発された背景があります。
主な産地は北薩地域(薩摩川内市、さつま町など)や姶良・伊佐地域(伊佐市、霧島市、姶良市など)ですが、現在では県内全域に栽培が広がっています。
収穫時期は10月中旬以降です。
食味:粒が大きく、ツヤがあり、もっちりとしているようです。
「甘い×しっかり」の属性に分類されることが多く、程よい甘みと硬さで安定した味が特徴です。
またさっぱりとした味の中にも甘みと旨みがあり、冷めても粘りすぎたり、パサついたりしないため、お弁当やおにぎりにも適しています。
食味ランキング:日本穀物検定協会の米の食味ランキングで、鹿児島県産米として初めて最高評価の「特A」を獲得しました。2013年から2023年の11年間で8度も「特A」を獲得しており、全国的にも高い評価を得ています。
昨今のお米騒動でお米の価格はもちろん質も更に注目されています。
古米や古古米、古古古米など備蓄米の放出でお米の価格がどう変わっていくか…見守りたいですね!
そしてそんな時だからこそ手に入るなら好きな地域のお米をひと噛みひと噛み味わって食べたいものです!