この記事ではじゃんぼ餅について紹介します。
主な伝承地域
鹿児島市
主な使用食材
もち米粉、つきたての餅
概要
じゃんぼ餅は漢字で両棒餅と書く。
焼いた餅に竹串を2本さして、とろみのある甘めの砂糖醤油ダレをかけた食べ物で、鹿児島県で古くから親しまれている料理である。
じゃんぼ餅と呼ばれているが実際のサイズは一口サイズである。
谷山が発祥の地と呼ばれており、現在では仙巌園や桜島と鹿児島湾をのぞむ磯海水浴場周辺の茶屋で親しまれている。
平田屋などが有名なお店として知られているがスーパーでも買うことができる。
特に時季を問わず、年間を通して食べられており、県外客への簡単なおもてなしにも最適である。
その他
仙巌園がある磯地区を中心に「じゃんぼ餅」の専門店があり、県内では鹿児島土産としても販売されている。
鹿児島県では、学校の家庭科の授業やイベントなどで「じゃんぼ餅」づくりを体験できる機会もあり、その味とつくり方の継承されている。
じゃんぼ餅を食べられるお店